2013年9月19日木曜日

態度が悪いので有名な女

百姓貴族(1)

母が大学生の頃、いつも態度が悪いので有名な女がいた
外国の雑貨を輸入販売してる会社の社長令嬢で卒業したらコネ入社確実で遊び回っていたんだそうだ
で、すぐに地味な子とか家柄良くない子を見下していた



ある日、幾つかの学科で講義を受けてる途中、講師が地味な女の子を見つけて「お久し振りです。お父様はお元気ですか?」と声を掛けたらしい
一同呆然としていると
後から教授が「君達文学部ならお世話になってるでしょ。〇〇家のお嬢さんだよ。」と説明した
女の子は教科書にも載ってる貴族の子孫で、実家は超貴重な文献を保存してたそうだ
社長令嬢はそれから大学では絶対に家柄自慢をしなくなった

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