2013年9月8日日曜日

俺のチャリを盗んだ小学生に「アウアウアー」という最凶の恐怖を植えつけてやった。

バガボンド コミック 1-35巻セット (モーニング KC)
銭湯の帰りコンビニから出たらチャリがなかった。

少し歩いてみるとブックオフの駐輪場にとめてある。
どうやら漫画立ち読み中らしい。

ブックオフから出てきて私のチャリに乗る小学生。

即座にとっ捕まえて小一時間とも思ったが、家を突き止めて親にチクるべいと。
100mくらい走ったところで私の存在に気づいたらしく、立ち漕ぎでシャカシャカ漕いで逃げやがる。



元陸部をなめてはいけない。サッカーとかバスケとか全然できないけど足だけは速いのだ。
小学生の漕ぐチャリを適当な間隔で追いかけるなど朝飯前のお茶の子さいさいである。

一生懸命逃げる小学生。段差のショックでチェーンが外れた。(前からよくあることだった。)
チャリを放棄し、今度は走って逃げる。ここいらで私のいたずら心がフルヘッヘンド。

私はN高の夏を思い出してを競歩しながらアウアウアーを敢行した。

アウアウアーが何かは省略するが
「アウアウアー」はN高陸部部室にバカボンドが持ち込まれた翌日のジョグ中に生み出された技である。

無差別(1年坊主がターゲットになりやすい)に後ろからアウアウアー!と叫びながら追いかけるだけである。

本来1対多数で行う技であるが、やられると死ぬほど怖い。
1対1とはいえ、ヒゲメガネのハーパン20代がクネクネしながらタオルをクルクル振り回し

「アウアウアー!」

である。恐怖の極北といえよう。

もともと息の上がっていた小学生にはすぐに追いついた。
当然許さない。彼の周りで数十秒「アウアウアー!」する。

泣き始める小学生。
困った私。泣かすつもりはなかったのに。

よほど怖かったらしい。何やら困って「ぁぅあぅァー…」

程度になりながらチャリのところへ戻り、チェーンを戻して(手汚れた)シャカシャカ漕ぎながら我が家に帰りました。

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